新型iPhone料金プラン、先に札を切ったのはドコモ!他社も追従して「実質0円」競争突入!
新型iPhoneに関する前回の記事で、
「もしかしたら料金面でインパクトのある発表もありえるかも。」
と書きました。
これは「通信品質で後れを取りそうなソフトバンクが料金面で攻めてくる」、という意味で書いたものです。
しかし、まず料金プランで先に仕掛けてきたのは、iPhone新規参入のドコモ!
いきなり「実質0円」プラン!
これはちょっと驚きました。
こちらのプラン、既存ドコモユーザーの機種変更が対象。
24カ月の月々サポートで割引という形を取るので、本体価格の高い機種は差額分で実質負担が出る、ということみたいです。
あれ?あってますよね?
このプランでの月々サポート自体は新型iPhoneで受けられるので、まあ全機種割引といえば割引ですね。
au・ソフトバンクから乗り換えのユーザーにはiPhoneの下取りプログラムで対応。
月割のポイントとして付与するようです。
どちらかというと他社への流出を防ぐプラン、という印象。
auもそれに追従するように「実質0円」のプランを発表。
auの「iPhone 5s/5c」16Gバイトモデルは「実質0円」
こちらは5Sと5Cともに16GBモデルのみ毎月割で実質0円となる模様。
MNP/新規契約のユーザーのプランでのみ。
なんだか既存のユーザーはあまりうまみが・・・
スマホの普及が進んでから、auは特にそういう傾向になってきている気がします。
その辺の受け皿も期待したいですが、今までの傾向を考えると難しいかもしれません。
やはり、基地局が多いという強みから「通信品質」でカバーするつもりなんでしょうか?
他社からの移行を誘うプランという感じですかね。
さて、ソフトバンクは最後に料金プランを公開。
ソフトバンクモバイルも「iPhone 5s/5c」16Gバイト「実質0円」
auと同じく、各16GBが「実質0円」。
また、既存ユーザーの負担が・・・
そしてソフトバンクに関しては、やはりネックと考えられているのが通信品質。
その辺のことについてソフトバンクモバイルCTOの宮川潤一氏がインタビューに答えています。
倍速化、900MHz帯は来春――ソフトバンク宮川氏が語るエリア品質
「トラフィック(混雑具合)の分散技術などで現在も繋がりやすさは他社より上。来年4月からプラチナバンドをフルに使えるので、それまでは充分戦える」
要約するとこんな感じでしょうか。
自信満々ですね。
う~ん、建物の間などに電波が届きやすいプラチナバンドは、やはり有利だと思うのですが・・・
さて、各社「実質0円」を前面に打ち出してきましたが、実際に使用してみないとわからない部分も多くてなかなか難しいですね。
すぐに飛びつかず、様子を見るのも手だと思います。