「ヒッグス粒子」提唱者2名、ノーベル物理学賞の授与が決定!提唱から49年、先日の発見発表を受けて
一つ前のエントリーで書いたばかりの「ヒッグス粒子」発見記事。
なんと、提唱者2名のノーベル物理学賞確定のニュースが入りました!
なんというタイミング!
今回の受賞は、先ほどのエントリーにある発見者ではなく、1964年に存在を提唱した二人の学者さん。
ベルギー・ブリュッセル自由大のフランソワ・アングレール名誉教授(80)と、英エディンバラ大のピーター・ヒッグス名誉教授(84)のお二人です。
「ヒッグス」とは、ピーター・ヒッグス教授のお名前だったんですね。
加トちゃんのくしゃみとか言ってすみません。
考えてみれば、49年も前にその存在を予測していたとは、その慧眼、凄いです。
まずはこのお二方の受賞は当然でしょう。
面白いのは、さらに元となった理論は08年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎教授(シカゴ大名誉教授)の理論だそうです。
元をたどれば、日本出身者の理論が基礎となっているのですね。
南部教授は現在米国籍なので、日系アメリカ人一世というのが正しいかな。
こういった素晴らしい研究者に、日本政府はもっと報いて欲しいところ。
素晴らしい研究者にあまり良い待遇を与えずに、その英知が国外へ流出するのは避けたいですからね。
次は、実際に発見した研究者の方々へぜひ!
※年数に誤りがありましたので修正しました。